横浜バリアフリー研究所

テーマは《横浜・カフェ・車イス》車イスユーザーが実際に行って、感じたこと、みんなに優しいカフェ情報など

【みなとみらい】長期滞在型ホテル・アパートメントベイ横浜 開業!バリアフリールームを見学

アパートメントベイ横浜

横浜・みなとみらい21地区に「The Apartment Bay YOKOHAMA(アパートメントベイ横浜)」が2022年5月に開業。謎のツレがバリアフリールームを見学してきたので紹介します。

 

 

 

The Apartment Bay YOKOHAMA(アパートメントベイ横浜)について

1階ロビースペース

1階ロビースペース

The Apartment Bay YOKOHAMA(アパートメントベイ横浜)は、同時期に開業する「ウェスティンホテル横浜」と同じ建物の6~12階に位置し、30泊以上から予約を受け付ける、長期滞在型のホテルです。

提携サービスとして、ウェスティンホテル横浜の朝食やルームサービス、フィットネス&ジムも利用可能となっています(別途料金)。

客室数は、長期滞在型ホテルとしては横浜最大級となる201室で、そのうち3室が車イスで利用可能なアクセシブルルームです。

 

アクセシブルルームの室内、設備について

アクセシブルルームは46平方メートル。他の部屋よりも入口周りや通路が広くなっています。

アクセシブルルーム(46平方メートル)

アクセシブルルームエントランス▲室内はカーペットではないので車イスで移動しやすいです

提供画像

提供画像

アクセシブルルーム 室内

アクセシブルルーム ベッド

アクセシブルルーム ベッド▲ベッドサイズはクイーンサイズ。高さは他の部屋よりも低め

 

パウダールーム▲パウダールームの入口に段差はありません

パウダールーム▲洗面台の下に空間があるので、車イスでも近づけます

トイレ▲トイレには可動式の手すりが片方のみついています(壁側にも手すりがあればベストですが…)。左右反転の間取りの部屋があるので、手すりが逆のパターンもあるとのこと。予約時に確認を

 

提供画像

提供画像

バスルーム入口

バスルーム▲バスルームは引き戸になっています。シャワーの位置が他の部屋と同様なので車イスユーザーにとっては高いです

 

バスタブ▲バスタブも他の部屋と同様。手すりはL字型

提供画像

提供画像

キッチン▲キッチンは他の1BEDROOMと同タイプ。キッチンを使う際は横向きにならざるをえないので、車イスが側面に当たってキズつきそう

冷蔵庫▲冷蔵庫の位置は高いです。車イスユーザーは手が届かないかも

 

スイッチ類

スイッチ類▲壁のスイッチ類は少し低い位置に取り付けられていましたので、手が届くと思います

 

クローゼット▲クローゼット内のハンガーも手の届く位置に取り付けられていました

 

テーブル▲テーブルの下に空間あり

 

生活に必要なキッチン用品をはじめ、家電、家具などの設備は完備されています。部屋のクリーニング、週2回のリネン交換が行われるとのことです。

 

アクティブな車イスユーザーが単独で泊まる際は、トイレの手すりが片方しかない、シャワーの位置が高いなど、不都合なところがあるかもしれません。少し立てる方、同行者がいる際は問題ないかと思います。

 

アクセシブルルームの予約について

アクセシブルルームの予約は公式サイト、電話で受け付けています。料金は30泊 45万円。1日あたり15000円ということで、同クラスのホテルに宿泊するよりはリーズナブルなのかなと感じました。

www.bayyokohama.jp

 

ラグビーW杯が横浜で開催された際、外国から来たと思われる車イスユーザーを多く見かけました。そのような方が長期滞在型ホテルを利用するのでしょうね。

 

The Apartment Bay YOKOHAMA 概要

住所:横浜市西区みなとみらい4-2-8
電話:0120-974-578
最寄り駅:みなとみらい線 みなとみらい駅
URL:アパートメントベイ横浜

取材協力:The Apartment Bay YOKOHAMA

 

【関連記事】

www.barrierfree.yokohama

www.barrierfree.yokohama