横浜のバリアフリー情報を発信しようと考えた、原点というか、 きっかけというか。そのような場所が「Cafe Elliott Avenue(カフェエリオットアベニュー)」です。
横浜で、美味しいカフェラテ、美味しいエスプレッソが飲みたいなぁ、と思ったら、こちらへ。まぁ、私がわざわざおすすめしなくても、すでに知られている名店、有名店ですが。
- アメリカ・シアトルから届く「ビバーチェの豆」がおすすめ
- 目の前で描いてもらえる美しいラテアート
- 他のカフェラテを飲んで気づくその美味しさ
- Café Elliott Avenue(カフェエリオットアベニュー)概要
- バリアフリー度調査報告
- 物理的、接客的バリアフリーについて
- 多目的トイレ情報
アメリカ・シアトルから届く「ビバーチェの豆」がおすすめ
エスプレッソに使う豆は、アメリカ・シアトルから空輸で届く「ビバーチェの豆」と、国内焙煎の豆の2種類あります。値段が高い方、「ビバーチェの豆」を選ぶことをおすすめします。
というのも、アメリカ・シアトルに3店舗ある『エスプレッソビバーチェ』の豆を、そこ以外で飲めるのはこちらだけだからです。
フォームドミルクのきめ細かさ。ミルクの甘さ。エスプレッソの深いコク。そして、ミルクとエスプレッソの一体感。目の前の1杯に集中して飲んでみてください。
目の前で描いてもらえる美しいラテアート
こちらのお店の代名詞と言えば、「綺麗なラテアート」ではないでしょうか。カフェラテをオーダーすると、バリスタが目の前でさらさらっとラテアートを描くところを見せてくれます。
「普通に」綺麗なラテアートであれば他のお店にもあります。が、ラテアートの見た目だけでお店が分かるもの、そこに美味しさを伴っているものを探すとなると、そのようなお店はそう多くないでしょう。
クオリティの高い「ビバーチェ」のエスプレッソ豆を使い、エスプレッソマシンメーカー「LA MARZOCCO(ラ・マルゾッコ)」の専属バリスタであるほどの確かな技術でコーヒーを淹れているので、美味しいことに間違いはないです。
他のカフェラテを飲んで気づくその美味しさ
そして、カフェエリオットアベニューでカフェラテを飲んで終わりではないです。その後に、他のお店などで飲んでみた時に、その美味しさを再確認することになると思います。
コーヒー感が足りないかな…。
エスプレッソとミルクの一体感がないかな…。
カフェエリオットアベニューのほうが美味しかったかな…。
いや、自分の好みはこっちかな…など。
カフェエリオットアベニューが横浜にあることは、ちょっとした幸せなことだと思います。
ただ、ビバーチェの豆は入荷量が限られているので、なくなることもあるようです。あらかじめご承知おきください。その際は、国内焙煎豆もお試しください。
Café Elliott Avenue(カフェエリオットアベニュー)概要
住所:横浜市中区山下町18 横浜人形の家1階
営業時間:11:00~19:00
定休日:月曜(月曜が祝日の場合は翌火曜)
最寄り駅:みなとみらい線 元町・中華街駅
「ビバーチェの豆」についてもう少し知りたい方は、横浜ウォッチャーさんのブログで紹介されています。
バリアフリー度調査報告
<バリアフリー度(☆☆☆で評価)>
入口:★★(店舗入口はバリアフリー、間口の広い手動ドア)
店内の広さ:★★(細長いので奥の方へ行くのは困難)
テーブルの高さ:★★★(ソファ席は問題ない高さ、カウンター席は高い)
車イス用トイレ:★(店舗向かいに多目的トイレがあるが、自分でドアを開けるのが困難)
接客:★★★(イスを自然にはずしてくれる)
物理的、接客的バリアフリーについて
20席くらいありますが、店内は「縦長の空間」なので、奥のほうの席へ行くことは難しいです。
そうすると、ソファのあるテーブルの手前の席か、テラス席になります。
この日は、ソファ席の端の席は他のお客さまが座っていたので、手前の高いテーブル席にしようかな、と考えていました。
が、オーダーしている間に、そのお客さまにバリスタさんが説明してくれたようで、隣りに移ってくれていました。
イスもはずしてありました。すべて、私が気づかない間に行われていました。
入口は、間口の広い手動ドアです。軽いドアなので、自分でも開けられるかなと思いますが…、いつも気づいて開けてくれます。目配り、気配りが行き届いているな、と感じます。
多目的トイレ情報
お店を出て向かい側にある「人形の家」のトイレを使うことができ、車イス用のものもあるのですが……、大きくて、重たいドアを「押」で開けるのは難しくて。
私ができないということは、誰にも開けられないだろうな、と思いました。
仮に開けて入ることができたとしても、出てこられるのか……。
ドアと格闘していたらバリスタさんが気づいてくれて、ドアストッパーをしてもらい、トイレを使うことができました。
また、トイレ自体は広く作られているだけであって、いわゆる「多機能トイレ」ではなかったです。
手すりは付いていましたが、本当にシンプルな車イス用トイレでした。
車イスマークがついていても、入口が開けられないトイレ。そんなトイレがあるんだな、とちょっとショックを受けたことが、「横浜バリアフリー研究所」をスタートしたきっかけとなっています。
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