元町の数あるパン店の中でイートインできる「カフェタイプ」といえば、「ecomo Bakery(エコモベーカリー)」が真っ先に思い浮かびます。
2階ではありますが、「元町プラザ」という商業施設に入っているので、車イスでも行けないことはないと思いつつ……、そういえば、エレベーター、どこにあったかなと。思い出せないので、行ってみました。
元町界隈のパン屋といえば……、
代官坂にある超人気店「BLUFF BAKERY(ブラフベーカリー)」
横浜中華街の路地裏の隠れ家パン店「のり蔵」
明治21年に創業した超老舗パン店「ウチキパン」
いつ開店しているのかちょっとよくわからない「昭和ベーカリー」
元町生まれで2019年11月に創業50年を迎える「ポンパドウル」
2018年12月にひらがな商店街にオープンした「よつばベーカリー」
ドン・キホーテ近くに2019年12月にオープンした「マリンベーカリー」
持ち帰りがほとんどの中にあって、イートインできる貴重なパン店が「ecomo Bakery(エコモベーカリー)」です。あっ、「ポンパドウル」もイートインできましたっけ……?
階段・エスカレーターは建物中央に。エレベーターは、みなとみらい線 元町・中華街駅側にあります。
納品業者の搬入用エレベーターを利用できるようです。
2階へ。エコモベーカリーの裏側に出てきます。
テラス席利用でランチセット(平日のみ、11:30~14:00)を。
▲ミニ食パンキッシュプレート(1000円税込)……キッシュのサクサク感がおいしいです。バターとジャムも添えてあるので、食べ方を楽しむことができます
▲セットのドリンクはバナナドリンクをチョイス。「エコ」がひとつのテーマであるオーガニックベーカリーカフェということで、ステンレス製ストローでした。地球にも優しいです
▲セットに付いている豆乳のシュークリーム。これ、普通サイズじゃないですか!? お腹いっぱいになりました
チャーミングセール後から「和栗のモンブラン」が始まったとのことで、再訪。この時は店内を利用しました。通路から近い、一番端のテーブル席へ。
栗を使ったスイーツは季節限定商品でたいへん人気があります。事前に取り置きをお願いしておきました。
▲サンドウィッチセット(920円税込)……平日限定のランチセットです。柔らかいパンに、たっぷりの卵、ツナを挟んで。ドリンクはダージリンをチョイス
▲和栗のモンブラン(750円税込)……安定剤不使用のクリームチーズで作ったチーズケーキを土台に、カスタードクリーム、生クリーム、和栗のクリームを合わせてあります。ジャスミンのムースが中にしのばせてあるのだとか。栗の季節だけの限定商品です
「ecomo Bakery(エコモベーカリー)」の店名の通り、パンメニューがおいしいことはもちろんですが、「ケーキ屋」としてもおすすめしたいほど、スイーツもおいしいです。
増税後の対応ですが、なんと、テイクアウトとイートインが同じ値段(税込表示)でした! わかりやすくて、親切だなと。
ecomo Bakery(エコモベーカリー)概要
住所:横浜市中区元町1-13 元町プラザ2階
営業時間:11:00~17:00
定休日:月曜(祝日の場合は翌日、その他、臨時休業あり)
電話:045-323-9480
最寄り駅:みなとみらい線 元町・中華街駅
バリアフリー度調査報告
<バリアフリー度(☆☆☆で評価)>
入口:★(手で開ける2枚ドア)
店内の広さ:★★(店内は車イスでギリギリ入れる。テラス席のほうがゆったり過ごせる)
テーブルの高さ:★★★(店内、テラスともに問題ない高さ)
車イス用トイレ:なし(アメリカ山公園の多目的トイレへ)
接客:★★★(安心、優しさ感じる接客で1人でも入店できる)
・施設、出入口のバリアフリー状況
こちらの建物は、1階から3階までが「元町プラザ」として店舗が入っていて、4階から8階までは住戸が入っているマンションで、1972年に建てられたものです。
そういったこともあり、元町ショッピングストリートの歩道は整備されていても、元町プラザとの境や、エレベーターまでの道はガタガタしていたり、少しの坂があるので注意が必要です。
お店の入口も段差がありつつ、手動ドアのため、1人で入るのは難しさがあります。ただ、お店はガラス張りで店員さんが気づいてくれるので、クリアできます。
店内での利用を終えて出る際には、2枚ドアが全開になっていました。気遣いがうれしいです。
テラス席でランチセットをいただいた時は、それに付いてくる豆乳のシュークリームは食後にスムーズに出してもらえました。店員さんの目配りが行き届いていて、優しさを感じられるお店です。
▼元町ショッピングストリートにはもうひとつ、おすすめトイレがあります
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