みなとみらい・新港地区に2019年10月31日(木)にオープンした「横浜ハンマーヘッド」。
大型客船ターミナルを中核として、商業施設「ハンマーヘッドSHOP&RESTAURANT(ショップアンドレストラン)」、国際ブランドホテル「インターコンチネンタル横浜 Pier8(ピアエイト)」からなる複合施設です。
25店舗あるショップの中で注目を集めているのが「Kurumicco Factory(クルミッ子ファクトリー)」。鎌倉に本店を構える鎌倉紅谷(カマクラベニヤ)の看板商品「クルミッ子」を「見る。味わう。体験する。」ことのできる新業態施設です。
こちらで行われるワークショップ「クルミッ子つくるっ子!」の体験取材をさせていただきましたので紹介します。
「クルミッ子つくるっ子!」は、ミニサイズのホールクルミッ子(通常サイズの約8個分)作りを、クラフトマン(菓子職人)と一緒に体験できるワークショップです。
車イスユーザーも参加できると聞き、私でも作れるのかなと、取材を申し込んでみました。他のメディアの方と一緒にクルミッ子作りに挑戦です。
手を洗う洗面台はちょっと高くて洗いづらかったです。アルコールスプレーもあるので問題なかったです。この後、ブルーの作業用ゴム手袋をはめます。手袋をはめてリムに触るのが気になる方は、車イスを押してもらってテーブルに着くとよいですね。
作業するテーブルの高さは約75cm。ちょうどよい高さだと思います。私の場合は、テーブルの脚の形状も問題なく、テーブルに近づくことができました。車イスの幅、タイプ(自走式か電動式か、など)によって異なりますので、状況に応じて工夫してみてください。
美味しく作れる魔法(?)の掛け声を全員で発し、ワークショップ、スタートです!どんな掛け声かは……、参加時のお楽しみで。(何となくわかるでしょうけど 笑)
私はお菓子づくりはしたことはありませんが……、クルミとキャラメルを混ぜ合わせたり、生地をこねて綿棒でのばしたり、クラフトマンの方が実際にお手本を見せてくれるので、難なくできました。
手に障害がある方など、クラフトマンの方がサポートしてくれるので、「できること・できないこと」を相談しながら進めると楽しめるかな、と思います。
さて、焼き上がるまでの時間は、説明を聞きながらガラス越しにクルミッ子を製造する様子を見学します。
先ほど体験したクルミッ子づくりと同じ工程が、実際にファクトリーの中でも行われていて。
鎌倉紅谷さんのインスタグラムで見た自動運搬機「クルミッ子運ぶくん」が天板を運ぶ様子を見ることができて。
しかも、私たちの見学の時間に合わせて、作業を見せてくれたとのこと!!! これも「クルミッ子つくるっ子!」の参加者特典だそうです。
見学を終えて作業スペースに戻ると、出来立てクルミッ子の試食が用意されていました。焼きたての生地はサクサクしていて、温かいキャラメルもとろけるとろける……。
クルミッ子好きな人は、むしろ、この出来立てクルミッ子は食べないほうがいいかもしれません(笑)。ここでしか食べることのできないクルミッ子なので。
私たちが作ったクルミッ子が焼き上がりました! メモリアルブック型の箱に入れて、完成です。
自分で作ったクルミッ子の味は、これまた格別でした。
よく考えられたワークショップだなと。参加してみて、クルミッ子ファクトリーのキャッチフレーズ「見る。味わう。体験する。」を実感することができました。
出来立てクルミッ子&自分で作ったクルミッ子を食べたいなら……「クルミッ子つくるっ子!」に参加するしかないですね! ワークショップ開催日の90日前から、インターネットで予約を受け付けています。主に土・日・祝日、1日2~3回開催されています。
■ クルミッ子つくるっ子!
開催日:主に土・日・祝日の1日2~3回(1回8名)
場所:横浜ハンマーヘッド「ハンマーヘッド ショップ アンド レストラン」2階 クルミッ子ファクトリー(横浜市中区新港2-14-1)
料金:3300円(税込) ※当日現金にて支払い
予約受付:開催日90日前 0:00よりインターネットにて受付
あまりに人気なので、12月24日(火)、25日(水)、27日(金)の平日開催も決定。こちらは11月16日(土)10:00~予約受付開始となります。来年3月以降も、春休みなどに平日開催を検討しているそうです。鎌倉紅谷さんのSNSで発表されますので、お楽しみに。
https://www.instagram.com/kamakurabeniya/
▼ツイッター
鎌倉紅谷【社長公式🐿️】 (@kurumiCCobeniya) | Twitter
▼カフェも利用してみました!カフェラテが美味しかったです。
ちなみに、「ハンマーヘッド」という名称は、敷地内にある大型港湾荷役機械「ハンマーヘッドクレーン」からとっているのだそう。
横浜ハンマーヘッド全体の紹介は、横浜ウォッチャーさんの記事をご覧ください。
▼横浜ハンマーヘッドに行くのに新路線バス「ピアライン」を利用してみました!
取材協力: クルミッコファクトリー