鎌倉を代表する洋菓子店の「レ・ザンジュ」が横浜にやってきました。
店名は「LES ANGES Baie(レ・ザンジュ・ベイ)」。場所は山下町で、山下公園の近くです。
1階ではケーキとパンの販売をしていて、2階にカフェ・レストランがあるのですが、「エレベーターがありますよ」と聞き、ランチタイムに行ってみました。
※2020年7月25日追記:記事内で紹介しているランチメニューは7月末で終了しました
- レ・ザンジュ・ベイについて
- 2階スペースはフラットで広々
- ランチタイムメニューは3種類
- レ・ザンジュ・ベイだけの「しぼりたてモンブラン」
- 焼き立てクロワッサンやフィナンシェ
- ムールブールサンドはシンプルで洗練されたバターサンド
- LES ANGES Baie(レ・ザンジュ・ベイ)概要
- バリアフリー度調査報告
- 物理的バリアフリーについて
レ・ザンジュ・ベイについて
レ・ザンジュ・ベイは、2019年12月5日にグランドオープンしました。
レ・ザンジュは1982年創業の鎌倉の洋菓子店ですが、2018年にハーバーでおなじみの「ありあけ」のグループ会社となり、2020年3月からありあけの事業部となったそうです。
というわけで、「ありあけ」本社が入っているビルの1階、2階に位置します。
お店に入って右側にパンが陳列されていて、その奥に階段があります。
エレベーターについては後述しますが、お店に入って左側、ケーキのショーケースの向こう側です。スタッフに案内されて、エレベーターで2階へ。
2階スペースはフラットで広々
エレベーターを出ると、2階のカフェ・レストランのスペースは広々としていますし、フラットでもあるので、特に気になるポイントはなかったです。
4人掛けテーブルが2つ、2人掛けテーブルが4つ。どちらもテーブルの高さは問題ありません。4人掛けテーブルのイスをはずしてもらって、そちらへ。
ランチタイムメニューは3種類
ランチタイムは11:00~14:00(L.O.)で、ランチメニューは全3種類。「タルティーヌ パストラミ」と「本日のブランチ×2種類」が用意されています。
「タルティーヌ パストラミ」は、カンパーニュの上に具材をのせて食べる、フランス風オープンサンドということで、そちらを。
全てのランチに、サラダ・スープ・ドリンクが付きます。
見た目よりもボリュームがありましたが、おいしくいただきました。
私の場合ナイフとフォークを使って切るのが難しかったので、カットしてもらいました。
このお皿、キレイだなぁと。レ・ザンジュのシェフがコレクションしていたお皿を使っているそうです。
2020年7月25日追記:記事内で紹介しているランチメニューは7月末で終了しました
レ・ザンジュ・ベイだけの「しぼりたてモンブラン」
せっかくなので、食後に「しぼりたてモンブラン」を。鎌倉本店では提供していない、レ・ザンジュ・ベイだけのメニューということなので。
ネーミングの通り、オーダー後に、四万十川流域の和栗を使ったペーストをしぼり、提供されます。栗の風味を引き立たせるために、純度が高く上品な甘さの「鬼ざら糖」がかかっているそうです。
見た目は大きいですが、軽いメレンゲのサクサク感と、重たくないモンブランでもしっかりとした栗との一体感で、どんどん食べられました。
この「しぼりたてモンブラン」のお皿も、レ・ザンジュのシェフのコレクションとのこと。やっぱり器も大事だなぁと。
帰り間際、エスプレッソマシンが置いてあることに気づきました。UNICのmira。ユニックのミラ? 初めて見ました。
14:00からは「AMAMERIA ESPRESSO(アマメリア エスプレッソ)」のエスプレッソ豆を使った「エスプレッソ/ドゥピオ(495/550円)」「カフェラテ(605円)」「アイスカフェラテ(605円)」を提供しているとのこと。⇒現在は提供していません
またティータイムにも訪れてみたいと思います。ちなみに、紅茶は「Teej(ティージュ)」の茶葉を使っているようです。
焼き立てクロワッサンやフィナンシェ
1階でパンとスイーツを買って帰りました。
お店へ入って正面の一番目立つところに並べられているのは「焼きたてクロワッサン」。こちらのお店で一番のおすすめ商品であるのは、すぐに分かります。
が、買って帰ったのは、一番目立たない一番端に置いてあった「クロワッサン ダマンド」です。
運ばれてきたばかりの「クロックムッシュ」と「ミラノ」も買いました。
シナモンロールも気になりましたが……、また今度。
「焼きたてフィナンシェ」に出会うとつい買ってしまいます。日持ちしないので1個だけ。
歯を入れた時の表面のカリカリ感が焼きたての特徴で、アーモンドの香りもあって美味しかったです。
ムールブールサンドはシンプルで洗練されたバターサンド
冷蔵ケースの中の「ムールブールサンド」は、こちらのお店でしか買えないとのこと。
ムールブールサンドとは……
「フランス・ノルマンディーのイズニー社製AOP発酵バターを使用。シンプルな材料で素材の良さが伝わるように作りました。上品で余韻が深いバターサンド」
と、カードに書いてありました。
要冷蔵で、賞味期限が当日となっていますので、帰宅後に食べました。
サクサク感があって、口溶けの良い、一口サイズのバターサンド。バタークリームが多そうに見えて……、ちょうど良くて。シンプルですが、洗練された感じで。
小ぶりサイズで、どなたからも好かれそうな優しい味なので、手土産には良いお菓子だと思います。
このムールブールサンドを買いに、レ・ザンジュ・ベイに行く価値があるというか。
バターサンドというと「マルセイバターサンド」や「かをり」、「小川軒」などレーズンが入っているものが多いですが、レーズンをあまり好まない私にとっては、また食べたいバターサンドだなと。
また近くに来ることがあれば、立ち寄りたいと思います。
2020年7月25日追記:記事内で紹介しているランチメニューは7月末で終了しました
LES ANGES Baie(レ・ザンジュ・ベイ)概要
住所:横浜市中区山下町26-1
営業時間:2階 カフェ 11:00~17:00(L.O.16:30)
1階 物販 11:00~19:00
定休日:なし
最寄り駅:みなとみらい線 元町・中華街駅
問い合わせ先:045-225-8497
URL:https://lesanges-baie.yokohama/
※営業日等のお知らせはお店のインスタグラムにてご確認ください
https://www.instagram.com/lesangesbaie_yamashita/
食べログ:https://tabelog.com/kanagawa/A1401/A140104/14077622/
バリアフリー度調査報告
<バリアフリー度(☆☆☆で評価)>
入口:★★★(出入口はフラット、幅が広い自動ドア)
店内の広さ:★★(店内はフラット)
テーブルの高さ:★★(テーブル席のみ利用可)
車イス用トイレ:なし(駅など公共施設利用)
接客:★★(エレベーターで2階へ案内してもらえた)
物理的バリアフリーについて
出入口はフラット、幅が広い自動ドアでもあるので、楽に入店することができます。
エレベーターは少し分かりづらいかもしれません。
お店に入って左側、ケーキのショーケースの向こう側にありますので、店員さんに声を掛けて案内してもらう流れとなります。
エレベーターは大きくないため、電動車イスなど、サイズが大きいものについては、事前に確認したほうが良いと思います。
ちなみに、お店の出入口の左側に、オフィスビルとしての出入口があり、そちらから直接エレベーターへ行けそうですが、オートロックのため、こちらからは入ることができませんでした。
エレベーターを出て、カフェスペースに入ってすぐのところにカウンター席がありますが、テーブルが高いので、こちらの利用は難しそうです。
取材協力:レ・ザンジュ・ベイ