2022年7月から「あの銘店をもう一度」というプロジェクトがスタートしたとのことで、新横浜ラーメン博物館(ラー博)へ。私が行った際は北海道・札幌「名人の味 爐(いろり)」というお店が期間限定で出店していました。
- 「ラー博」は施設も接客もバリアフリー
- ラー博史上最大のプロジェクト「あの銘店をもう一度」
- 行列が階段まで延びていて並べない…!
- 黒いスープが丼を覆う、スペシャルらーめん
- 新横浜ラーメン博物館 概要
- バリアフリー度調査報告
「ラー博」は施設も接客もバリアフリー
街中のラーメン店は、カウンター席だったり、店内が狭かったりと、車イスでは難しいところが多いのですが、ラー博は、入口も各店舗もバリアフリー。ところどころ、通路が狭いところがありますが、車イスで移動するにも問題ないです。車イスで入れるトイレもあります。
ラー博史上最大のプロジェクト「あの銘店をもう一度」
「あの銘店をもう一度」は、2024年にラー博が30周年を迎えることを記念し、2022年7月1日にスタート。過去に出店したことのある約40店舗の銘店が2年間かけ3週間のリレー形式でラー博に出店します。札幌「名人の味 爐」は、11月4日から11月24日までの出店でした。
行列が階段まで延びていて並べない…!
北海道・札幌「名人の味 爐」があるのは、地下1階の階段近く。お昼どきをはずして平日の14:00ごろに行ったのですが、少し混んでいて行列が階段まで延びていました。車イスでは行列に並べません。
お店の店員さんにどうすればよいか相談したら、警察官のような恰好をしたスタッフが来て、列の間に入れてくれました。
やがて順番が来て、テーブル席に案内されたのですが…、カウンターのほうが足元がすっきりしているので、そちらにしてもらいました。
黒いスープが丼を覆う、スペシャルらーめん
北海道・札幌「名人の味 爐」は、1951年創業の老舗ラーメン店。真っ黒なスープが丼を覆う「スペシャルらーめん」が看板メニューです。黒いスープの正体は「特製焦がしラード」で、自家製ラードに野菜やツブ貝、ホタテ貝、あさり、イカ等を入れ、中華鍋を使い強火で焦がしているそうです。
ただ…、ちょっと体調が万全ではなかったからなのか、色のわりに濃くは感じず、シーフード感もあまり感じませんでした。
ちなみに私にとっての「あの銘店をもう一度」は、初めてラーメン博物館へ行った時に食べた「すみれ」の正油ラーメン。ラード感、濃いめの醤油が忘れられないです。
新横浜ラーメン博物館 概要
住所:横浜市港北区新横浜2-14-21
基本営業時間:11:00~21:00(日・祝10:30~)
※繁忙期は変動あり。公式サイト「営業時間」をご確認ください
入館料:大人380円、小・中・高校生・シニア(60歳以上)100円
※小学生未満は無料、障害者手帳をお持ちの方と同数の付き添いの方は無料
※この他、6ヶ月パス、年間パスあり
定休日: 年末年始
電話:045-471-0503(代)
最寄り駅:JR新横浜駅、横浜市営地下鉄
バリアフリー度調査報告
<バリアフリー度(☆☆☆で評価)>
入口:★★(施設入口は自動ドア、店舗入口は店舗により異なる)
店内の広さ:★★(通路も店内もやや狭いところがあるが問題なし)
テーブルの高さ:★★(多くの店舗で問題なし)
車イス用トイレ:★★(施設内に1ヵ所あり)
接客:★★★(ラー博のスタッフがいるので手伝ってくれる)
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