カフェルシェルシュでサバラン(↑)を食べていた時、謎のツレが、お酒を飲んで車イスをこぐと飲酒運転になるのか、と聞いてきました。
確かに、ルシェルシュのサバランはラム酒がきいていますが……、車イスユーザーは道路交通法では「歩行者」と定義されているので、お酒を飲んで車イスをこいでも飲酒運転にはなりません。電動車イスも同様の扱いで「歩行者」とされていますので、問題ありません。
というわけで、ルシェルシュのサバランよりもお酒がきいている、元町の喜久家のラムボールを食べても飲酒運転にはなりません。
横浜赤レンガ倉庫のビールイベントには車イス用スペースが!
車イスでビアガーデンに行ってビールを飲んでも、横浜赤レンガ倉庫のビールイベント「オクトーバーフェスト」でビールを飲んでも大丈夫です。
そういえば、春のビールイベント「ヨコハマフリューリングスフェスト」では、車イスユーザー用のスペースが設けられていて、車イス用トイレも設置されていました。秋の「オクトーバーフェスト」でも設けられるでしょうか。
お酒を飲んで車イスをこぐのを控えた方がよい理由
東京新聞の記事で、警視庁が「飲酒等して電動車いすを利用することは絶対にやめましょう」というマニュアルを発行していることを知りました。
私はお酒を飲まないので、関係ないと言ってしまえばおしまいですが……、飲酒することにより、転んだりしてケガするリスクは、健常者も車イスユーザーも同じこと。車イスユーザーだからといって、外で飲酒を禁止されるのは、行き過ぎでしょう。
ただ、個人的には、車イスをこぐ時は、飲酒は控えた方が良いと思います。小さな段差にも引っかかるので、下に注意していて周りが見えていないことが多いですし、判断力も鈍るでしょうし。
ちなみに、自転車は道路交通法では「軽車両」とみなされています。車イスユーザーはどっちを行けば……と悩むことがありますが、歩行者の方で。
一方通行の標識に「自転車を除く」と書かれていない道路では、自転車で逆走すると違反になりますのでご注意ください。車イスユーザーは歩行者なので、関係ないですが。