車イス生活になってからも、その前も、好きでよく行っていて、2019年9月に閉店した「カフェ・ルシェルシュ」さんが復活したということで行ってきました。場所は、JR石川町駅近くにあるギャラリーカフェ「Plus.M」さんで、土日のみの営業になります。
※2023年1月追記:残念ながら1月29日で営業終了
- カフェ・ルシェルシュの代名詞「サバラン」が復活
- 食べてみたくなった「キャビネット・プリン」
- ミルクなしの「ストレートチャイ」とは
- Plus.M<Cafe> 概要
- バリアフリー度調査報告
- 物理的・接客的バリアフリーについて
カフェ・ルシェルシュの代名詞「サバラン」が復活
「カフェ・ルシェルシュ」さんの代名詞といえるスイーツは、ドラマにも登場した「サバラン」。今回の復活にあたり、あのサバランも復活しています(画像は麦田町のときのもの)。サバランは定番メニューとして毎回提供しているようですので、食べたことのある方もない方も、ぜひ食べてみてください。
そして、私の一番好きな「クレーム・ジャスマン(=ジャスミンティのクレームブリュレ、画像は麦田町のときのもの)」は時々登場するようです。こちらもぜひ。
食べてみたくなった「キャビネット・プリン」
ギャラリーカフェ「Plus.M」さんは、石川町駅からアクセスしやすい場所にあるものの、古民家を改装しているギャラリーであり、カフェは階段を降りて店内へと入ります。車イスでは店内へ入ることは難しいので、行けないだろうと思っていました。
しかし、テラス席があり、そちらへは車イスで入れそうとのこと。「キャビネット・プリン」をルシェルシュ元店主さんのインスタグラム(https://www.instagram.com/recherche0618/)で見て、これは食べてみたいと思い、ツレと行ってみました。
「キャビネット・プリン」は簡単に説明すると、「カステラ、ドライフルーツなどがはいったプリン」です。
メニューとして提供している「焼プリン」とベースになるプリン液は同じだそうですが、カステラが入っている分、より固めなプリンになったように感じます。
ドライフルーツの食感がアクセントになり楽しめます。
カステラがカラメルソースを吸ってくれるためか、ソースをほとんど残すこともなく、美味しくいただきました。
ミルクなしの「ストレートチャイ」とは
紅茶のメニューは3種類。普段から自宅でも飲んでいる「ダージリン」、一般的なフレーバードティーであっても好みではない「アールグレイ」、それと「ストレートチャイ」です。
紅茶の選択肢の「遊び」があるのがうれしいです。ストレートチャイを選びました。
アッサムのストレートティーにスパイスを効かせているものです。煮出しミルクティーのチャイのミルクなし、と説明したほうがイメージしやすいかもしれません。
抽出時間、濃さもちょうど良く、香りをしっかり楽しめるスパイシーさです。
ポットからカップに注いでいる時から香っていました。抽出し終わったものをポットで提供されるので、ティーカップ2杯分ほどになります。
ストレートチャイが美味しかったので、ダージリンとアールグレイも美味しいだろうと思います。
また、ティーコージー(撮影時、はずしてしまいました…)もあって、丁寧さ、優しさを感じられました。
以前、麦田町で営業していた時には、「カフェ ルシェルシュは接客的バリアフリーでプリンが美味しいおすすめカフェ」と紹介しました。
今回は、古民家を改装したギャラリーを間借り営業しているような形であり物理的バリアのハードルは高くなりました。が、接客的バリアフリーであるのは変わらないので、車イスユーザーにもオススメできます。
テーブルにパラソルがあるため日陰にはなってますが、暑いことには変わりないので、無理しないように行ってみてください。
Plus.M<Cafe> 概要
住所:横浜市中区石川町3-107-1
営業時間:土・日 12:00~18:00(L.O.17:00)
URL:https://plus-mm.jp/
Cafeの営業、メニューについては、麦田カフェ・ルシェルシュ元店主さんのインスタグラムで確認を。ギャラリースペースで展示やイベントなどがある日は、カフェの営業をお休みする場合があります。
https://www.instagram.com/recherche0618/
※2023年1月追記:残念ながら1月29日で営業終了
バリアフリー度調査報告
<バリアフリー度(☆☆☆で評価)>
入口:なし(ガタガタな段差あり)
店内の広さ:★★(テラス席のみ利用可)
テーブルの高さ:★★★(テーブル席は問題ない高さ)
車イス用トイレ:なし(最寄り駅など利用)
接客:★★(カフェは階段の下にあるが時々様子を見に来てくれる)
物理的・接客的バリアフリーについて
カフェの店内に入ることは難しいです。階段を下りて行く必要があるためです。テラス席があるのでそちらで楽しんできました。
石川町駅からは、南口の小さいほうの改札を向かって右に出てまっすぐ進み、中華料理店「旭酒楼」の向かい側あたりに位置します。ただし、坂が急なところがあるので、南口の大きい方の改札からのアクセスは別途、記事で紹介します。
古民家を改装していることもあり、正直、入口が分かりづらかったです…。裏口のようなドアが開いていて、看板等も出ているので、通り過ぎることはありませんでしたが。
入口を入るとすぐにテラス席があります。
看板があったり、狭かったり、段差もありますが、ツレがいたので特に問題ありませんでした。1人だと、ガタガタな段差を越えるのが難しいかもしれません。
表にインターホンがあるので、店主さんを呼んで手伝ってもらうのが良いと思います。
どちらにしても、店主さんは店内にいるので、注文したりするためにはインターホンで呼ばないといけないですが。
物理的にはバリアがありますが、接客でカバーしてくれる「接客的バリアフリー」なカフェというか店主さんです。
▼JR石川町駅南口からの推奨ルート
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