横浜バリアフリー研究所のブログやインスタグラムにアップしている画像は、愛用しているコンパクトデジタルカメラ「ソニー サイバーショット RX100VI(SONY Cyber-shot DSC-RX100M6) 」で撮影しています。
一部、スマホのカメラや謎のツレが撮影したものもありますが、7~8割はこちらのデジカメで撮ったものです。
コンパクトなのに、一眼レフ並みの高性能を持つカメラだと思っています。
実は、「ソニー サイバーショット RX100VI」は車イスユーザーになってから買い換えたものです。
このカメラを買う前は、「ソニーデジタル一眼カメラ α6300」とレンズ2本を持っていました。
1回目の入院時に何を買うか検討して退院後に購入したのですが、2回目の入院中に車イス生活となり、「α6300」が持ち歩くには大きく、レンズを交換するのは手間だと感じ、コンデジに買い替えた、という経緯となります。
というわけで、「α6300」はほとんど使っていません。
「RX100VI」は「α6300」と使い勝手が大差ないことも、決め手となりました。購入当時(2018年)は最新機種で、コンデジにしては高価でしたが、新しめの機種であれば、何かあったら売れるかなとも考えて。
コンパクトサイズなのに高性能
幅約11cm、高さ約6cm、重量約300gと、圧倒的なコンパクトサイズが魅力です。もっと軽量なデジカメもあるので、あくまでも「高性能なコンデジの中で」ですけど。
車イスで外出するには、手荷物が少ない方が良くて。
肩掛けバッグのポケットからサッと撮り出して、パッと撮れるので便利です。
24-200mmまでの望遠ズームを搭載
前機種のRX100V(DSC-RX100M5A) は、焦点距離が24-70mm(※)だったそうです。当機種は24-200mmということで、遠くの被写体にも寄れます。
※35mm判換算値
車イスですと、道路の端に寄るなど被写体に近づきづらいことがあるので、ズームレンズで寄れるのは助かります。
料理を真上から撮影しやすいチルト液晶
インスタグラムでは、真上から料理を撮影する構図が定番ですが、上下に動くチルト液晶なので、画面を見ながら撮影できるのがいいです。
タッチするとピントが合わせられる機能もついていますので、手前にピントを合わせて、背景をぼかすのも簡単。
また、車イスからですと視点が低くなりがちなので、腕を伸ばして撮影することもあります。(ドアに私が映りこんでいますが)そんな時も、下から画面を見ながら撮影できます。
f値が前機種よりダウンしたのは残念
残念なこともあります。f値が前機種よりもスペックダウンしたことです。
f値(=レンズの明るさを示す値、小さいほど明るい)が前機種は1.8-2.8だったのですが、当機種では2.8-4.5となりました。ズーム域が200mmまでのびたためです。レンズの構造上、明るいレンズは重くなってしまうそうなので。
開放f値が2.8ということで、やや暗いレストランなどでは料理にピントが合わせづらいことがあります。まぁでも、さほど問題はないです。
あと、ちょっと持ちづらくて落としそうなのも残念です。ストラップをつけたのですが、撮影する時にストラップが画面に入ってジャマなので、はずしました。
グリップをつけようかどうしようか……、悩み中です。
というわけで、コンパクトで高性能のデジタルカメラを探している方には「ソニー サイバーショット RX100VI」をおすすめします。
▼ソニーストアで購入するメリットは……
- ID登録時に10%OFFクーポンがもらえる
- 通常保証(ベーシック保証)が3年間無料 など
▼amazon
▼2019年8月に後継機種「サイバーショット RX100VII(DSC-RX100M7/RX100M7G)」が発売開始となりました
▼ソフマップ PayPayモール店
▼ ヤマダ電機 楽天市場店
ソニー DSC-RX100M6 コンパクトデジタルカメラ 「Cyber-shot(サイバーショット)」 価格: 121,300円 |
カメラを買う前に読んでいただきたいおすすめの本
・カメラはじめます!
カメラを購入する前に、横浜を拠点に活躍するカメラマン・すずちゃんこと鈴木知子さん監修の本「カメラはじめます!」をおすすめしたいです。
タイトルが全てです。
私はカメラを購入した後に読んだのですが……、「カメラ買おうかなぁ」と思い始めた時、カメラを買う前に読みたかったなぁと。
マンガであり、写真も載っているので、読みやすいです。
また、用語もとても分かりやすく説明されています。
「デジタル一眼レフカメラ・ミラーレス一眼カメラ・コンパクトデジタルカメラ」から始まり……、焦点距離、絞り、露出補正、ホワイトバランス、ISOなど。
そして、何より、写真を撮ること、カメラをはじめることに、優しくそっと背中を押してくれているような気がしました。
このほか、すずちゃんの本は、次のようなものがおすすめです。
・すずちゃんのはじめてのカメラとレンズ
「カメラはじめようかなぁ」と思っている人や、「カメラ買ったけれど分からないことが多い」という人におすすめします。
「カメラの機能が分からない人は」
「レンズの特徴や種類を学びたい人は」
「機能や技を使って写真を録りたい人は」
というように3つのテーマに分かれています。
イマイチ分からなかった「絞り」「露出」「ISO」など初歩的なことについての説明が優しいです。
さらにステップアップしたい方は……、
上記の本の続編のような「すずちゃんの理解して学ぶカメラとレンズ」
すずちゃんのプライベートレッスンを受けているような「写真の練習帳」
1週間に1課題、写真の宿題にチャレンジする「写真が上手くなる52の宿題」
上から順に読むことをおすすめします。
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