横浜バリアフリー研究所

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UD(ユニバーサルデザイン)タクシーが予約できない!呼べない!台数が増えれば解消できる?

UD(ユニバーサルデザイン)タクシーイメージ

体調がすぐれない時など病院へ行くのにバスではなくタクシーを使うことがあるかもしれないので、一度乗ってみようと思い立ちまして。

タクシーは2年前に東京の目黒雅叙園に車イスで行った際、帰りに乗ったことがあるだけで。横浜市内で乗るのは初めてです。

 

 

 

とりあえず「横浜 タクシー ユニバーサルデザイン」と検索してみました。

一番上に、横浜市のページが出てきました。

 

横浜市 UDタクシー(ユニバーサルデザインタクシー)導入促進事業

横浜市 UDタクシー(ユニバーサルデザインタクシー)導入促進事業のサイト(キャプチャ)

横浜市では、2012年度から市内を走る一般タクシー事業者に対しUD(ユニバーサルデザイン)タクシーの導入促進を図っているそうです。市内を走る一般タクシーの10%にあたる490台を導入の当面の目標としているのだとか。

www.city.yokohama.lg.jp

で、2020年現在、UD(ユニバーサルデザイン)タクシーがどのくらいの割合になったのか、発表されているのかされていないのか、ちょっとよくわかりません。

 

上記のページでリンク紹介されていた「ユニバーサルデザインタクシーMAP」を開いてみました。

udtaxi.wordpress.com

私の住んでいる区をクリックしてみたら…、別の区の情報が出てきて使えませんでした…。

 

もうひとつのリンク紹介先である「ユニバーサルデザインタクシー導入事業者一覧(PDF:101KB)」を見て、住んでいるエリアのタクシー会社に片っ端から電話してみることに。

「車イスでそのまま乗れるタクシーありますか?」と。

 

で、分かったのは、タクシー会社や問い合わせ先には3つのタイプがあること。

1.小さなタクシー会社が複数加入している配車センター
2.営業エリアが広い大きなタクシー会社
3.地域密着型の小さなタクシー会社

 

利用する1週間前に電話してみると…、

1.1、2日前にでも電話いただければ予約できます
2.予約対応していないので、1時間前くらいに電話ください
3.稼働しているか分からないので、当日電話ください

 

前々日の夕方に電話してみると…、

1.担当者が不在なので、予約の時は「9:00~14:00」に電話ください。

 

前日13:00に電話すると…、

1.予約がいっぱいで承れません

 

当日電話すると…、

2.配送地域ではないので、お迎えできません
3.今日は稼働していません

 

その他も調べてみましたが、結局、私の住むエリアへは、UD(ユニバーサルデザイン)のタクシーを呼ぶことはできませんでした。

中区、西区などの中心地から外れた地域になると、車イスで乗車可能なタクシーを呼ぶことは簡単ではないのかもしれません…。

電話対応についても、電話を出た人によって言っていることが違うし…。

「予約でいっぱいです」と言われても、乗車拒否されているのではないかなと疑ってしまいます。

「タクシーに期待してはいけない」ということを経験しました。

 

理想は、乗りたい時に乗車できること。UD(ユニバーサルデザイン)専用のタクシーアプリがあればいいのに。通常のタクシーアプリでは、UD(ユニバーサルデザイン)のタクシーを選ぶことができませんので。

究極の理想は…、すべてのタクシーがUD(ユニバーサルデザイン)のタクシーになることですね。「大は小を兼ねる」というか、車イスユーザーに限らず、すべての人に優しい車両ということなので。

横浜市が掲げる目標通り、市内を走るタクシーの10%がUD(ユニバーサルデザイン)のタクシーになれば、状況は変わるのでしょうか。

仕方がないので、この日は電車で出掛けることにしました。横浜市の中心地からであればタクシーに乗って帰宅できるかも、という淡い期待を抱きつつ。

 

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www.barrierfree.yokohama