山手西洋館が点在する横浜・山手エリアは、文字通り、山の手にあります。元町からみると山の上なので、車イスで自力で行くのはなかなか困難です。JR山手駅からバスに乗って行くルートを紹介します。
今回は思い出の味を求めて「山手ロシュ」へ。港の見える丘公園から3、4分ほど、カーネルスコーナーというマンションの1階にあります。
「港の見える丘公園」へは、横浜市営バスが「桜木町駅前~山手駅前」、神奈中バスが「桜木町駅前~保土ヶ谷東口」をそれぞれ運行しています。
今回は、自宅からの最短ルートである「山手駅前・横浜市営バス20系統・桜木町行駅前」を利用しました。
Googleマップで見ると、「港の見える丘公園」バス停の歩道は広かったですが、一応、乗降できるか営業所に電話で事前確認しました。
このルートの注意点としては…、
・本数は多くない
・行き帰り合わせてバス停が4箇所ありますが、今回利用したバス停以外は乗降できるか不明
バス停で停車しても、歩道が狭いため、スロープをかけられるか分からないです。
その他のバス停は写真をご覧ください。
「港の見える丘公園」へ着くと、「山手ロシュ」までは距離的には3、4分で行けると思います。
数十年前と比べれば歩道などは舗装されているものの、車イスユーザーからするとガタガタであったり、ちょっとした坂や、横断歩道を渡る時に少し段差があったりします。
つまずきそうなポイントもあったので、常に注意が必要だと感じました。
帰りは石川町駅に向かうことにしました。バスの本数が少ないのでなかなか時間が合わないことと、アメリカ山公園のところにあるトイレへ寄ろうと思ったからです。
アメリカ山公園までの道は簡単です。ロシュを出てから真っ直ぐ進むだけです。
行きも「歩き」であればバスを利用する必要はなく、みなとみらい線「元町・中華街駅」から上がってくればいいだけですが、長い坂道を上ることになります。
この坂道、車イスだとさすがにキツイと思っていたのですが、いざ下ってみると…、思っていた以上に急であり、長い坂に感じました。
坂を下るのにブレーキをきかせにくいという車イスユーザーは注意したほうがいいかもしれません。付き添いがいたとしたら、バックで下ったほうが安全かもしれないポイントもありましたので。
▼「山手ロシュ」のメニューや店内の様子は下記をご覧ください
▼アメリカ山公園のバリアフリートイレ情報