横浜バリアフリー研究所

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ひとつだけ「幅の広い自動改札」がある理由とは?

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たくさんある改札の中で、1つだけ幅が広いものがあります。それはなぜでしょうか。

車イスの人やベビーカーを押している人が向かってくるのに気付いたら、幅の広い改札を避けてもらえると助かります。向かい合ったら早い者勝ちみたいに、早足になる方いますので。

 

 

 

自動改札機の幅について

一般的な自動改札機の幅について調べてみると、各鉄道会社で55cm~59cmと決められているようです。

幅の広い改札については、2006(平成18)年に定められた「高齢者、障害者等の移動等の円滑化の促進に関する法律」(バリアフリー新法)により、公共交通機関では、バリアフリー化が進められており、90cm~95cmのものが設けられるようになってきています

www.pref.kanagawa.jp

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90~95cmとは車イスユーザーやベビーカー、大きな荷物を持っている方が無理なく通れる幅なのですが、このような改札があることは、まだ知られていないようで。「よーいドン」みたいに、向かい合ってしまうことがよくあります。

 

双子の赤ちゃんがいるファミリーと知り合いなのですが、私が電車やエレベーターなど乗った時に、周りの人から嫌なことを言われたりしないか心配してくれまして。肩身の狭い思いをしているらしく。双子用ベビーカーだと、畳めないですね…。

私は普通の改札でもギリギリ通れたのですが、双子用のベビーカーとなると果たして…? あっ、縦型だったら通れそうですね。

ちなみに、幅の広い改札がない駅では、駅員さんがいる改札で対応してもらいます。

 

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