
横浜・関内駅前の大規模複合街区「BASEGATE横浜関内」に、2026年4月21日、「OMO7横浜(おも) by 星野リゾート」(以下、OMO7横浜)が開業しました。謎のツレが車イスで利用できるユニバーサル仕様のデラックスルームを見学してきたので紹介します。
- 「OMO7横浜」について
- チェックインとアメニティコーナーは1階に
- 車イスで利用できるユニバーサル仕様のデラックスルーム
- バス、トイレ、洗面台が一体化したスペース
- ホテル内のレストラン、ベーカリーについて
- デラックスルーム(ユニバーサル仕様)の予約について
- OMO7横浜 by 星野リゾート 概要
- 間取り図などバリアフリー情報をもっと開示してほしい
「OMO7横浜」について

「OMO(おも)」は星野リゾートが全国に展開する「テンションあがる『街ナカ』ホテル」ブランドです。街をこよなく愛するスタッフが、地域の方々と仕掛ける新感覚のホテルで、全国に18施設あります(2026年6月現在)。

OMO7横浜のコンセプトは「気分上々、ハマイズム」。「ハマイズム」は横浜が時代ごとに新旧を融合させ、常に新しいものとして発信してきたそのエネルギーを表現した造語です。そんな「ハマイズム」が感じられる新感覚の滞在拠点となることを目指しています。

特徴は、旧横浜市庁舎行政棟の歴史的価値を継承するレガシーホテルとして、建築意匠を可能な限り、保存・継承していること。1~2階のパブリックスペース「OMOベース」にも、かつての意匠の面影を随所に感じられます。
▼ ホテル全体の紹介は「横浜ウォッチャー」さんの記事をご覧ください
チェックインとアメニティコーナーは1階に

チェックインカウンターは入口を入ってすぐのところにあります。車イスですと少し高いですが、タブレットを使用するので問題ないかと思います。

アメニティは必要なものを自分でお部屋に持っていくスタイルです。棚の位置が少し高いので、スタッフにお願いして取ってもらうことになりそうです。
エレベーターは、カードキーをかざさないと、お部屋のある階のボタンが押せません。カードキーをすぐ出せるようにしておきましょう。
車イスで利用できるユニバーサル仕様のデラックスルーム

車イスで利用できるのは「デラックスルーム(ユニバーサル仕様)」で、3室用意されています。全てシティービューです。837号室を見学させていただきました。
ドアを開けると通路になっていて、向かって上りの傾斜がついています。さほどきつくはないので、手動の車イスでも上れるでしょう。

広さは47平方メートル。「デラックス」というネーミングなので、広いお部屋となっています。定員は3名(2名はセミダブルベッド、1名はソファベッド)。


室内は家具が横に配置されており、通路は確保されていますが、奥まで進んでいった場合、転回するスペースが足りないかもしれません。

テレビの下の棚や冷蔵庫には扉がついていますが、持ち手が少し下にあるのでつかみづらい方がいるかもしれません。引き戸、もしくは扉がついていない方がありがたいです。


バス、トイレ、洗面台が一体化したスペース

バスルームとトイレ、洗面台は一体化したスペースとなっており、3枚の引き戸で間口を広く開けることができます。

バスタブは、腰かけるスペースが設けられたユニバーサル仕様。手すりは2面についています。


トイレには可動式の手すり(向かって左)と固定式の手すり(向かって右)が設置されています。

トイレの横にはオストメイト用のシャワーのみ取り付けられています。

洗面台の下は空間が設けてあるので、車イスで利用できます。鏡の位置が高く、顔が見えないかもしれません…。
アクティブな車イスユーザーが単独で泊まる際は、シャンプーなどが置いてある棚の位置が高いなど、やや不都合なところがあるかもしれません。少し立てる方、同行者がいる際は問題なさそうです。
また、車イスユーザーにとって、慣れないバスタブに入るのは非常に困難なこと。入浴用の車イス(シャワーチェア)が借りられると大変ありがたいです。
ホテル内のレストラン、ベーカリーについて

ホテル内には、2階にレストラン「OMOダイニング」と「OMOベーカリー」があります。
「OMOダイニング」の入口には段差がありますが、その横にスロープが設けてあるので、車イスでも自走で入店OKです。

ディナータイムはアラカルト、朝食はビュッフェスタイルとなっています。

「OMOベーカリー」は、自分でパンを取るスタイルなのですが、車イスですと上の位置にあるパンに手が届かないかも。スタッフにお願いして取ってもらいましょう。

2階のパブリックスペースで購入したパンを食べることができますが、セルフサービスなので、こちらもスタッフにお願いして運んでもらうことになりそうです。

ちなみに、8階の「HAMAKAZAテラス」は入口は自動ドアになっており、外に出ることは可能です。

見晴らし台(赤い矢印の場所)へ上がるには階段しかありませんので、車イスで自力で上がることはできません。


デラックスルーム(ユニバーサル仕様)の予約について
デラックスルーム(ユニバーサル仕様)は全3室で、公式サイトや各種予約サイトから予約可能です。

OMO7横浜には、高さを活かした「やぐら」寝台がある「やぐらルーム」「やぐらスイート」がありますが、ベッドに入るために急な階段をあがらないといけないため、足腰の弱ったお年寄りなどには不向きだと感じました。

「かたりばルーム」など、その他のタイプのお部屋にも、入口やバスルームへの導線に段差があります。

デラックスルーム(ユニバーサル仕様)はみんなにやさしいバリアフリーのお部屋なので、車イスユーザーだけでなく、段差につまづいてしまう方にもおすすめしたいお部屋です。
OMO7横浜 by 星野リゾート 概要
住所:横浜市中区港町1-1-1
チェックイン/チェックアウト:15:00/11:00(プランにより異なる)
予約・問い合わせ:050-3134-8095(OMO予約センター、受付9:30~18:00)
最寄り駅:JR関内駅
URL:OMO7横浜 by 星野リゾート
取材協力:OMO7横浜 by 星野リゾート
<各種予約サイト>
【じゃらん】OMO7横浜 by 星野リゾート
【JTB】OMO7横浜馬車道 by 星野リゾート
間取り図などバリアフリー情報をもっと開示してほしい
「車イス」には、自分で操作する自走式、電動式、介助者が押す介助用、背もたれが長いリクライニング式などいろいろな種類があり、幅や必要なスペースはそれぞれ異なります。
また、動かせる身体の部位(右側が動かせる、左側が動かせるなど)や、少しだけ立てる、まったく立てないなど、車イスユーザーによって「できること」「できないこと」もさまざまです。
ユニバーサル仕様のお部屋に泊まれるかどうか事前に判断するために、間取り図や幅、手すりの位置などの情報をもっと開示してもらえたらありがたいです。
▼ 帝国ホテルのバリアフリー情報は非常に詳しく記載されており判断しやすいです
そして、OMO7横浜がある「BASEGATE横浜関内」から一番近いのは、JR関内駅 南口ですが、南口にはエレベーターがありません。北口を利用することになりますので、ご注意を。
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