横浜公園近く、日本大通り沿いにある「THE BAYS(ザ・ベイス)」。横浜DeNAベイスターズが運営する、スポーツを軸にした複合施設です。
横浜市指定有形文化財である旧関東財務局の建物(1928年創建)を利用しています。
こちらの建物内には、利用しやすい多目的トイレがあるので紹介します。
ザ・ベイスの1階には、野球をテーマにした雑貨が並ぶショップ「Lifestyle Shop +B(ライフスタイルショップ プラスビー)」とカフェ「Boulevard Cafe &9(ブルーバードカフェ アンドナイン)」があります。
以前、&9に行こうと思ったのですが、入口に階段があって入れないとあきらめたのでした。
謎のツレに「ここは裏にスロープがあるんですよ」と教えてもらい、裏口へ回ってみると……ありました、スロープが。
裏口を入るとすぐのところに利用しやすい多目的トイレも発見。オストメイト対応です。こちらの建物内は警備員さんが見回っていて、安心感もあります。
この日は時間が早く、まだカフェがオープンしていませんでした……。11:30オープン。ベイスターズの若手選手が生活する「青星寮(せいせいりょう)」で出されている「青星寮カレー」があるので、またあらためて行ってみたいと思います。
THE BAYS(ザ・ベイス)
住所:横浜市中区日本大通34
最寄り駅:関内駅、みなとみらい線 日本大通り駅
多目的トイレの紹介にこだわる理由とは
横浜バリアフリー研究所のサイトでは、美味しくておすすめしたい、なおかつ車イスで行ける横浜のカフェを多く紹介していますが、カフェ近隣にある利用しやすい多目的トイレも合わせて紹介するようにしています。
車イスユーザーが外出する際の心配ごとのひとつが、行き先に車イスで入れるトイレがあるかどうか、ということだからです。
「多目的トイレ」は「みんなのトイレ」「だれでもトイレ」などいろいろな名称がありますが、本来は「多機能トイレ」と言うべきではないかなぁと思っています。
多目的トイレでないと入れない・使えない人がいるからです。多目的トイレは、必要な人が必要な時に使えるトイレであって欲しいです。
乙武洋匡さんのYouTubeチャンネル「乙武洋匡の情熱教室」では、多目的トイレについて正しい認識を持って欲しいという動画がアップされています。
女性の視点から書かれた「TOTOのユニバーサルデザイン」の記事もご一読ください。
車いす使用者、視覚障がい者、オストメイト。それぞれの立場から、トイレのユニバーサルデザインを考える|TOTOのユニバーサルデザイン|TOTO
【これまでに紹介した横浜観光地のおすすめ多目的トイレの記事】
▼横浜スタジアム内外にも使いやすい多目的トイレがあります。シーズン開幕が待ち遠しいです
▼横浜で一番、物理的にも接客的にもバリアフリーなカフェ「カフェドゥラプレス」がある「横浜情報文化センター」には、1階・2階に車イス用トイレ(しかも男女別に)があります
横浜観光地の多目的トイレを取材させていただける場合は、下記問い合わせフォームよりご連絡ください。